10月10日は、冷凍めんの日

10月10日は、冷凍めんの日。
解凍だけでよみがえる、茹でたての味わい。

長期保存にも向いていて、時短で調理できる。ストックしておけば、とにかく便利!冷凍めんの愛用者は年々増えているようです。特に新型コロナウイルス感染症が拡大しておうち時間が増えたこともあり、以前よりユーザーが増えた冷凍食品市場。2022年に行われた【“冷凍食品の利用状況”実態調査】のデータによると、男女ともに約50%の人が冷凍めんの利用頻度が前年よりも増えたと回答しています(※1)。その年間生産量は年々増加しており、2020年度では約20億食を突破しました(※2)。なんと、国民全員が月に1回以上は冷凍めんを食べていることに。冷凍めんはもはや国民食、ともいえるほどの勢いです。

 

こんなにも家庭に出回っている冷凍めんですが、その登場は1960年ごろと意外と最近のこと。販売スタート時は生めんを冷凍するという単純な製法でしたが、1973年に茹でためんを冷凍する製造法が確立すると市場が激変を遂げます。うどん、中華麺、スパゲティと、多岐にわたるジャンルの冷凍めん開発の進化。本格的な業務用の冷凍茹でめんが登場したことで飲食業界に与えたインパクト。アルミ箔の鍋を火にかけるだけの簡便さでコンビニ市場でも大ヒット商品となった冷凍鍋焼きうどんが誕生したのもこの頃です。業界各社が理想の冷凍めんを追い求めて開発を競い合い、製造技術は著しい進歩がなされました。

 

“打ちたて、茹でたて”の食感が味わえるのが冷凍茹でめんの最大の特長ですが、その食感を引き出すことこそが製造技術の粋。表面を凍らせて水分が多い状態を保ちつつ、内側は水分が少なく弾力が強い状態に仕上げる。そうすることで、コシがありながらもモチモチな美味しさを実現することができるのです。また、おいしい茹であがり状態を解凍するだけで湯がく必要がないため、湯がく状況の変化で味に差が出てきてしまうというようなこともありません。食品添加物を使用していないという点でも、小麦という本来の食材のおいしさに変化が加えられていない安心感がありますよね。

 

10月10日は「冷凍めんの日」。10月の0を「冷」とかけ、10日を「凍」と読むことにちなんで、日本冷凍めん協会が2000年に制定した記念日です。日本冷凍めん協会のHPでは、レストランのシェフたちが考案したレシピを多数掲載中。ぜひ、広がる冷凍めんの味わいをお楽しみくださいね。

 

※1)出展:一般社団法人日本冷凍食品協会 令和3年“冷凍食品の利用状況”実態調査結果
※2)出展:一般社団法人日本冷凍めん協会「冷凍めん年間生産食数調査」

Enjoy Comugication!

記念日制定団体からのメッセージ

一般社団法人日本冷凍めん協会は設立40周年を迎え、次の世代に繋げる「継承」をテーマに活動を続けています。
食の安全、安心、美味しさ、簡単、便利、本格的を伝えていきます。

日本冷凍めん協会

https://reitoumen.gr.jp/