6月21日は、スナックの日

6月21日は、スナックの日。
お菓子業界の希望の星、誕生の物語。

更新:2024/06/06

「軽食」を意味する「スナック」。スナック菓子は、主に炭水化物を油で揚げたお菓子です。

え、スナック菓子にも小麦粉が使われているのかって?そうなんです。ジャガイモやトウモロコシを使うものが多いですが、「小麦粉」が原料に使われているものもあるんです。

小麦粉が使われているスナック菓子のシェアは、現在でもスナック菓子全体の10%以上を占め、総売上高は約400億円にものぼります(※)。手に取る際は、ぜひパッケージの原材料欄で「小麦」を見つけてみてください。

 

日本でスナック菓子が誕生するのは、戦後のこと。その頃、食糧不足が続き、お腹いっぱい食べることは夢のような話でした。「おいしくて栄養豊富なお菓子をたくさん食べてもらいたい」。配給制により入手困難で値段も高かった米に代わり、そんな希望を叶えたものこそ「小麦」だったのです。

  

そして苦心の技術開発の末、1964年に「小麦粉を原料としたあられスナック」が発売されます。その頃のお菓子といえば、チョコレート、ビスケット、キャラメルなどが主流で、「お菓子=甘いもの」という常識が浸透していました。しかし、甘くなく「ほどよい塩気」と「サクサクした食感」のお菓子のヒットで、日本のお菓子産業の新しい市場が拓かれ、その発展にも大きく貢献する結果となりました。

 

6月21日は、スナックの日。食卓でも、お仕事の合間にも、旅行先でも。どのコンビニやスーパーにも置いてあるスナック菓子をおやつやおつまみにして、止まらないおいしさに浸りきる1日にしてみては? サクサク食感のスナック菓子は、サラダのトッピング、揚げ物の衣や天かすの代わりなど、料理のアクセントとしても大活躍するので、検索して試してみるのもオススメですよ。

 

※ 出典:日本スナック・シリアルフーズ協会

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記念日制定団体からのメッセージ

全日本菓子協会および日本スナック・シリアルフーズ協会では、スナック菓子のさらなる普及に向け努めてまいりました。多様化するニーズの中、おいしさだけでなく、楽しさや健やかさまで届けられるよう今後とも活動してまいります。子どもも大人も、スナック菓子とともに豊かな時間をお過ごしください。

全日本菓子協会

https://anka-kashi.com/

日本スナック・シリアルフーズ協会

http://jasca.jp/