料理家 冷水希三子さんのお菓子レシピです。フランス語で「ふくらんだ」という意味を持つスフレ。時間がたつとしぼんでしまうので、できたてをすぐ食べるのがおすすめです。あの映画監督のヒッチコックの好物だったことでも知られ、出来上がりを気にするあまり、ずっとオーブンの前から離れられなかったという逸話も残っています。旬を迎えるイチゴの甘い匂いが香る、ふかふかの春をお楽しみください。
ボウルに薄力粉をふるい入れた後、牛乳90mlのうち50mlを少しずつ入れながら混ぜる。ダマにならないように、さらにこして鍋に入れる。
残りの牛乳40ml、ヨーグルト、イチゴをミキサーにかけ、1の鍋に混ぜながら入れて弱火にかける。とろみがつくまで、ダマにならないようによく混ぜながら温める。
火を止めバターを加えて混ぜ、ボウルに移す。粗熱が取れるまで冷ます。
卵を卵白と卵黄に分ける。ボウルに卵白を入れてハンドミキサーで混ぜながら砂糖を加え、固いメレンゲになるまで撹拌する。
3のボウルに卵黄を加えて混ぜ、4の卵白を2~3回にわけて入れる。最初はしっかり混ぜ、その後は泡をつぶさないようにさっくり混ぜる。
ココット型(今回は耐熱ガラスカップ)にバターをきっちり上まで薄く塗って、砂糖をまぶす。
型にスフレをいっぱいに流し入れ、180度に予熱したオーブンの天板に熱湯を入れて湯煎しながら25分焼く。
お好みで細かく切ったイチゴや、イチゴソースの材料を混ぜ合わせたソースをかける。
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