料理家 冷水希三子さんの春のレシピ。 日本ではサラダやグラタンの具材として食べられることの多いマカロニですが、イタリアでは複数形の「マッケローニ」と呼ばれ、古くはパスタ全体を指す言葉でした。穴が開いた独特の形状は、効率よく乾燥できるのと、茹でムラがしにくいという理由があるそう。ひと味ちがう手打ちのマカロニを、とびきりの旬の食材とご一緒に召し上がれ。
約 120 分
(※ 粉をなじませる時間も含みます)
ボウルに強力粉を入れ、水を回し入れてフォークなどで混ぜる。強力粉に水分が吸い込まれてきたらフォークを手に変えてこねる。ひとまとめにできる程度になったら台に移して滑らかになるまでこねる。
1を空気に触れないようにして粉がなじむまで30分以上休める。
2の生地を台で少しこねてから4等分に切り、それぞれを7mmくらいの棒状に伸ばす。
3を3~4cm幅に切り分け、真ん中に竹串を当てながら押して前後に転がし空洞を作り、マッケローニを筒状に成形する。成形したマッケローニは打ち粉をした場所に置いておく。 ※乾かした状態で冷凍保存してもよい
フライパンに、エキストラバージンオリーブオイル大さじ2とにんにくを入れ、弱火で香りを移してから火を一旦止める。砂抜きしたアサリと水を加えて蓋をし、アサリの口が開くまで中火で2~3分火を入れる。
5に半分に切ったミニトマトを加え1~2分炒める。
茹で水(分量外)の分量に対して約0.7%の塩を入れた熱湯で、4のマッケローニを7~8分茹でる。茹で上がる30秒前にサヤと薄皮をむいた空豆を加えて一緒に茹でる。
湯切りした⑦のマッケローニと空豆を6のフライパンに移して、エキストラバージンオリーブオイル大さじ1を加え、1分ほどあおりながら火を通す。
小麦や小麦粉関連の豆知識とよくある質問をまとめました。