第3回
2011年10月2日
「善光寺表参道秋まつり」特設会場
開催協力:日本コナモン協会
「日本全国・小麦料理味くらべ!」イベント第3回目の会場は、長野にある善光寺の表参道。「善光寺表参道秋まつり」が行われている同会場にブースを出店しての対決となりました。今回は、小麦食を通して“まちの活性化”に力をいれている「長野 安曇野おやき」と「久慈まめぶ汁」の登場です。
長野 おやき
第2回目の味くらべイベントでも登場した長野「おやき」は、素朴で懐かしい味わいが楽しめる信州名物の小麦郷土料理。小麦粉をのばした皮で、野沢菜・あんこ・野菜などを包んで作ります。気候や水利の関係で稲作が難しかった地域では小麦を収穫しており、古くから親しまれてきました。蒸したものや表面を焼いて焼いたもの、揚げるものなど、地方や家庭によって作り方は実に様々です。第2回目で富士宮会場を沸かせた「ばかうまおやきブラザーズ」が、またもや応援団として盛り上げます。
岩手 まめぶ
対する岩手「まめぶ」は、岩手県久慈市山形町に伝わる伝統小麦食で、お正月や結婚など「ハレ」の日に作られる、くるみと黒砂糖を小麦粉で包んだお団子状の食べもの。毬麩(まりふ)に似ていることから「まめぶ」と呼ばれていますが、「まめまめしく健康で達者に暮らせるように」との願いも込められているそうです。この「まめぶ」を、にんじんやごぼう、油揚げなど、具だくさんにしょうゆで煮込んで一緒にいただくのが「まめぶ汁」です。 この「まめぶ」と、栃乃花(現二十山親方)を輩出するほど盛んな「相撲」を軸に、岩手県久慈市の町おこしに取り組む「まめぶ部屋」のみなさんが、なんと12時間もの運転を経て(!)岩手県から長野に応援に駆けつけてくれました。
会場の表参道は予想以上に秋まつりのお客さまで賑わい、たくさんの人出にあふれています。
そんななか、味くらべイベントも賑やかにスタート!今回のイベントは¥400の参加チケットを買うと両方の味が食べくらべられるルール。チケットを販売している受付には、どんどん人が集まっていきます!
開始早々、早くも行列ができていきました!応援隊のうんちく合戦にお客さんも「なるほど~」。テレビ・ラジオの取材も入りました!
コムギMCの門田直子さんが軽快なトークで惹きつけます。
「まめぶ汁??初めて聞いた~!ツルン、ブリン、の食感がいいですね、おいしい出会い」「野沢菜のおやきは一生の好物です!」「まめぶ汁、こんな小麦料理はじめて。最高です!」「おいしくてあっという間にペロリでした。もっと食べた~い」
うんちく合戦では、身近な小麦料理がまちを元気にするコムギケーションのパワーについてのトークに、お客さまたちからも共感の表情が。イベントが進むにつれ、にぎやかさはどんどん増していき、通りかかったチンドン屋さんの音楽にノッて応援団が踊りだすストリート・セッションへ発展という一幕もありました(笑)
さらに今回は、「善光寺表参道秋まつり」特設ステージに味くらべイベントスタッフ総出演です!「ばかうまおやきブラザーズ」が漫談ネタを披露すれば、「まめぶ部屋」はステージでシコを踏むパフォーマンスを。会場のお客さんからは、あたたかい拍手と笑顔をいただきました。
かくして、第3回目も盛況のうちに300食のチケットが完売した味くらべイベント。