小麦な生活

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製粉の工程

1つの工程で数十〜百種の粉を採り分け
製粉工程のあらまし

製粉には下図のように、「原料調達」「原料精選」「粉砕」「篩(ふるい)分け」「純化」などの工程があります。 この工程は工場によって異なり、小麦・小麦粉は製品になるまでに非常に複雑な経路をたどります。

「原料精選」工程では、用途やお客様のニーズに合わせて原料のブレンド(配合)も行われます。 「純化」「セモリナ粉砕」「篩分け」の工程は、楽譜のくり返し部分のように何度も繰り返されます。 なかでも、ローラーで粉砕した粉を何枚もの粗さの異なる網を重ねて篩をかける 「篩分け」 は圧巻です。篩分けの一番の目的は、外皮(ふすま)を胚乳と分離することですが、日本の製粉会社ではこの工程で何種類もの粉を作り上げます。 大きな製粉工場では数十〜百種類の粉(上がり粉)を採り分けるそうです。

上がり粉はブレンドされ、「一等粉」「二等粉」「三等粉」「末粉」などの等級に分けられます。 外国では一般的に、粉砕したらそのまま(ふすま入りで)使用するか、ふすまをとりのぞくぐらいの工程しかなく、 ふすまは飼料となります。日本では、三等粉からも麩(ふ)やかりんとうを作るなど工夫を凝らし、小麦のすべてを無駄なく使います。

日本の製粉技術は、世界でも最も水準が高いと言われています。コンピュータ制御での管理の側面と、数値化したり、 一般化できない「経験」「勘」に培われた匠の技の両方を兼ね備えている日本ならではの技術だといえるでしょう。

製粉工程のあらまし

製粉企業の資料、「小麦粉の魅力」財団法人製粉振興会、財団法人 製粉振興会ホームページをもとにコムギケーション倶楽部が作成

「種類」×「等級」による小麦粉の用途(例)

資料:農林水産省の資料をもとにコムギケーション倶楽部が作成